【徹底解説】京大データ科学コース合格へのロードマップ

本稿では,血を吐く思いで知能情報学コースに合格した管理人が,2023年度に新設されたデータ科学コースを目指すためのロードマップをまとめています。

目次

注意事項

毎年多くの方から「内部生だけで共有されている情報はあるか」という旨の質問をいただきます。結論から言うと,内部生だけで共有されている情報はありません。なぜならば,もし仮に内部生が有利になるような情報が出回っているとした場合,大学院入試の公平性を著しく欠くことになるからです。大学院入試も歴とした入学試験ですので,内部・外部で情報格差がある場合は全国的に問題になるでしょう。もし内部情報を販売しているようなサイトがあれば,確実に詐欺です。ご注意ください。

ただし,過去問題解答は代々引き継がれている研究室もあり,この点だけは情報格差となり得ると考えています。そこで,当サイトでは過去問題解答を提供しております。この過去問解答は読むだけで知能情報学コースおよびデータ科学コースの対策になるよう,単なる解答の羅列とならないように背景を含めた解説を行っております。たとえ内部で引き継がれている資料があったとしても,それらの資料よりも充実した解答解説を提供できるように管理人も毎年精進しておりますので,その点はご安心ください。過去問題以外に思い浮かぶ情報格差はありません。

結論

データ科学コースは2023年度に新設されました。データ科学コース設立初年度の2023年度は倍率が1.9倍と控えめでしたが,翌年の2024年度の倍率は3.6倍まで跳ね上がりました。これは情報学研究科の中でも最も倍率の高い知能情報学コースに迫るほどの倍率であり,データ科学コースの人気が高まっていることが分かります。詳しくは情報学研究科の倍率変化をご参照ください。

新設されて間もないということから,現状では試験問題は知能情報学コースと同一のものが利用されています。そのため,データ科学コースのロードマップは知能情報学コースのロードマップと同一になります。データ科学コースを目指される方も下記を参考にしてください。

おわりに

京大情報学研究科の知能情報学コースは,周りのレベルの高さはもちろんのこと,学生に対する教育体制や授業の質など,申し分ない教育環境が整えられていると思います。管理人は知能情報学コースに入学することができ,本当に幸せでした。このことから,データ科学コースでも非常に充実した大学院生活を送れることは間違いないでしょう。

管理人が知能情報学コースを目指そうと決意したのは,学部4回生の春頃だったかと思います。決意はしたものの,周りに助けを求める人が全くおらず,まさに暗中模索の院試対策でした。過去問を見たときに,各問題がどの科目に対応しているのかが全く分からないレベルからのスタートです。信じられたのは勉強することだけで,暇さえあれば何かしらの勉強をしていました。トイレの中でフーリエ変換の導出を確認し,食事中に単語帳を暗記し,お風呂の中でスピーキング練習を行いました。これは本当に発狂しそうな体験で,誇張なく人生で一番しんどい半年でした。しかし,月並みな言葉ですが,今の自分を形作っているのは大学院で過ごした二年間だと感じております。

皆さんには必要以上の辛い経験はして欲しくないという思いから,管理人の経験をもとに知能情報学コースへの入試対策をマンツーマンでサポートするサービスを2019年に立ち上げました。具体的には,過去問解答解説の販売や適切な勉強方針の策定,志望理由書の添削等を行なっております。恐縮ながら一部有料とはなりますが,皆さんの充実した大学院生活のため全力でお力添えしたいと思っていますので,極力コストを下げております。

2023年度からはデータ科学コースを目指される方へのサポートも開始しています。

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