【徹底解説】ガンマ分布とガンマ関数

本記事は「これなら分かる!はじめての数理統計学」シリーズに含まれます。

不適切な内容があれば,記事下のコメント欄またはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

目次

ガンマ分布とガンマ関数

ガンマ分布とガンマ関数の関係は以下で表される。

\begin{align}
\int_{0}^{\infty} x^{n-1} e^{-\lambda x} dx &= \frac{\Gamma(n)}{\lambda^{n}} \label{ガンマ分布とガンマ関数}
\end{align}

ガンマ分布の確率密度関数から導かれる基本的な等式です。

証明

ガンマ分布の確率密度関数を積分すると$1$になりますので,

\begin{align}
\int_{0}^{\infty} \frac{\lambda^{n}}{\Gamma(n)}x^{n-1} e^{-\lambda x} &= 1
\end{align}

が成り立ちます。したがって,定数部分を積分の外に出すことで,式($\ref{ガンマ分布とガンマ関数}$)が成り立ちます

参考文献

本稿の執筆にあたり参考にした文献は,以下でリストアップしております。

シェアはこちらからお願いします!

コメント

コメントする

※ Please enter your comments in Japanese to distinguish from spam.

目次