【DB入門】リレーショナルデータモデルにおける制約

北川 博之著「データベースシステム(オーム社)」を参考に,データベースシステムの知識をまとめます。

リレーショナルデータモデルにおける制約

リレーショナルデータモデルにおける制約は,大きく下記の四つに分類されます。

  1. ドメイン制約
  2. キー制約
  3. 参照整合性制約
  4. 従属性

ドメイン制約とは,リレーション$R(A_{1},\ldots,A_{n})$中のタプルの各成分は,それぞれ$A_{1},\ldots,A_{n}$のドメインの要素でなくてはならないという制約のことを指します。キー制約は,下記の二つの制約によって構成されています。

  • 候補キーの属性値は,空値となる場合を除いて,同じタプルが複数存在してはならない
  • 主キーは,候補キーの制約に加えて空値ではならない(=実体整合性制約)

参照整合性制約とは,リレーションスキーマで外部キーとして指定されたキーは,外部キーの定義を満たさなければならないという制約のことを指します。従属性とは,関数従属性・多値従属性・結合従属性のことを指し,これらの従属性に着目することでリレーションを扱いやすい形に正規化することができることを指します。

参考文献

オーム社
¥1,800 (2024/10/12 23:31時点 | Amazon調べ)
\ポイント最大11倍!/
楽天市場
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピング
シェアはこちらからお願いします!

コメント

コメントする

※ Please enter your comments in Japanese to distinguish from spam.