【徹底解説】事象の独立の定義

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事象の独立

二つの事象$A$と$B$が以下を満たすとき,$A$と$B$は独立であるという。

\begin{align}
P(A \cap B) &= P(A)P(B)
\end{align}

独立という概念は,確率の掛け算によって定義されています。2つの事象の(積集合の)確率が,各々が起こる確率の掛け算として定義されるときに,この2つの事象が独立であると定義されます。2つ以上の$n$個の事象に対しては,その中の任意の$m$個の事象に対して上記定義式が成立するときに,$n$個の事象は独立であるとします。

補足

事象の独立は,条件付き確率を用いて以下のように定義することもできます。

二つの事象$A$と$B$が以下のいずれかを満たすとき,$A$と$B$は独立であるという。

\begin{align}
P(B|A) &= P(B)\\[0.7em]
P(A|B) &= P(A)
\end{align}

参考文献

本稿の執筆にあたり参考にした文献は,以下でリストアップしております。

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