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条件付き確率
事象$A$と事象$B$に対して,$A$が起こったという条件のもとで$B$が起こる確率を$A$を与えたときの$B$の条件付き確率といい,以下で与えられる。
\begin{align}
P(B|A) &= \frac{P(A\cap B)}{P(A)}
\end{align}
P(B|A) &= \frac{P(A\cap B)}{P(A)}
\end{align}
引っかかる人が多い概念だと思います。「起こったという条件のもとってなに?」って思いませんか。私もそう思います。条件って何やねんと。私はいつも条件を「情報(ヒント)が与えられたという設定」と言い換えています。条件付き確率とは,何らかの情報(ヒント)が与えられた場合に定義される確率のことを指しているのです。
参考文献
本稿の執筆にあたり参考にした文献は,以下でリストアップしております。
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