【宅建士対策】用途地域とそのイメージ

はじめに

本稿では，法律および不動産については門外漢である管理人が，宅地建物取引士資格試験に最速最短で合格するための知識を整理してまとめていきます。用途地域は一言でイメージと紐づけて覚えてしまいましょう。

管理人は法学の素人であるため，ロジックの正確性・正当性は無視します。また，暗記を最小限に抑えるため「以上・以下」「未満・より」といった端点の場合分けは無視します。

用途地域一覧

大分類	小分類	イメージ
住居系	第一種低層住居専用地域	2階建ての一戸建
	第二種低層住居専用地域	3階建てのアパート
	田園住居地域	田んぼと住宅
	第一種中高層住居専用地域	アパート
	第二種中高層住居専用地域	分譲マンション
	第一種住居専用地域	ファミレス
	第二種住居専用地域	オフィスビル
	準住居地域	幹線道路
商業系	近隣商業地域	近所の商店街
	商業地域	駅ターミナルの繁華街
工業系	準工業地域	昔からの町工場
	工業地域	住める工業地帯
	工業専用地域	コンビナート

補足

日本の国土は下記のように区分けされています。

大分類	小分類	説明
都市計画区域	市街化区域	既に市街地を形成しているか，おおむね10年以内に 優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域
	市街化調整区域	市街化を抑制すべき区域
	非線引区域	市街化/市街化調整を区分していない区域
準都市計画区域		放置すると支障が生じるおそれのある区域
両区域外		山奥や無人島など

用途地域が定められる区域は限られていて，下記のような制限が設けられています。

大分類	小分類	用途地域
都市計画区域	市街化区域	◎（必ず定める）
	市街化調整区域	△（原則として定めない）
	非線引区域	○（定めることができる）
準都市計画区域		○（定めることができる）
両区域外		×（定めることはできない）