【AWS初学者向け】EBSの分類

AWS認定試験の合格に必要な知識を確認します。

目次

EBSの分類

EBSは以下の観点で分類されます。

  • ボリュームの物理属性
  • ボリュームタイプ

物理属性はSSD・HDD・Magneticの三種類に分類されます。SSDにはgp・ioというボリュームタイプ,HDDにはst・scというボリュームタイプ,Magneticにはmagneticというボリュームタイプが存在します。

SSDボリューム

スクロールできます
汎用汎用ProvisionedProvisionedProvisioned
ボリュームタイプgp2gp3io1io2io2 BE
耐久性(%)99.8~99.999.8~99.999.8~99.999.99999.999
ボリュームサイズ1 GiB〜16 TiB1 GiB〜16 TiB4 GiB〜16 TiB4 GiB〜16 TiB4 GiB〜64 TiB
最大IOPS(/16KiB)16,00016,00064,00064,000256,000
最大スループット(MiB/s)2501,0001,0001,0004,000
マルチアタッチ--
ブートボリューム
SSDボリューム

io2 BEはio2 Block Expressを表します。

HDDボリューム

スクロールできます
スループット最適化HDDCold HDD
ボリュームタイプst1sc1
耐久性(%)99.8~99.999.8~99.9
ボリュームサイズ125 GiB〜16 TiB125 GiB〜16 TiB
最大IOPS(/1MiB)500250
最大スループット(MiB/s)500250
マルチアタッチ--
ブートボリューム--
HDDボリューム

最大IOPSは1MiBあたりの値になります。SSDボリュームは16KiBあたりの値でしたので,両者を揃えるためには1MiBあたりの値に2の6乗である64をかければよいです。

Magneticボリューム

Magnetic
ボリュームタイプstandard
耐久性(%)記載なし
ボリュームサイズ1 GiB〜1 TiB
最大IOPS40〜200
最大スループット(MiB/s)40〜90
マルチアタッチ-
ブートボリューム-
Magneticボリューム

耐久性および最大IOPSの単位は記載されていませんでした。

まとめ

スクロールできます
ボリュームタイプgp2gp3io1io2io2 BEst1sc1magnetic
耐久性99.8~99.999.8~99.999.8~99.999.99999.99999.8~99.999.8~99.9-
ボリュームサイズ1 GiB〜16 TiB1 GiB〜16 TiB4 GiB〜16 TiB4 GiB〜16 TiB4 GiB〜16 TiB125 GiB〜16 TiB125 GiB〜16 TiB1 GiB〜1 TiB
最大IOPS(/16KiB)16,00016,00064,00064,000256,00032,00016,0002,560〜12,800
最大スループット(MiB/s)2501,0001,0001,0004,00050025040〜90
マルチアタッチ-----
ブートボリューム---
SSD・HDD・Magneticボリューム

参考文献

シェアはこちらからお願いします!

コメント

コメントする

※ Please enter your comments in Japanese to distinguish from spam.

目次