【IPA対策】証明書の種類と関連技術

本稿ではIPA試験で必要とされる知識をまとめます。

目次

証明書の種類と関連技術

機関について

項目説明
CA認証局と呼ばれ,証明書の発行・更新・失効を行う
RA登録局と呼ばれ,CAの業務のうち申請受付/審査/通知を担う
IA発行局と呼ばれ,CAの業務のうち証明書発行を担う
VA検証局と呼ばれ,CAの業務のうち失効リストの管理を担う
証明書の種類と関連技術(機関について)

基盤について

項目説明
信用の連鎖上位の認証局によって証明書が署名される連鎖のこと
PKI公開鍵基盤と呼ばれ,信用の連鎖により公開鍵暗号を運用する社会的基盤のこと
証明書の種類と関連技術(基盤について)

証明書について

項目説明
ルート証明書最上位のルートCAが自身で署名したルートCAの公開鍵
サーバ証明書CAに署名されたサーバの公開鍵
クライアント証明書CAに署名されたクライアントの公開鍵
中間証明書ルートCA以外のCAの証明書
証明書の種類と関連技術(証明書について)

ルート証明書や中間証明書はサーバ側にもクライアント側にも存在します。相手の認証を行うためには相手の証明書のルート証明書を事前に「信頼するルート証明書」としてインストールしておく必要があります。

証明書のレベルについて

項目説明
DV証明書ドメイン名を確認する
OV証明書申請者の実在性を確認する
EV証明書あらゆる観点から厳密に申請者を審査する
証明書の種類と関連技術(証明書のレベルについて)

略称

  • CA:Certification Authority
  • RA:Registration Authority
  • IA:Issuing Authority
  • VA:Validation Authority
  • PKI:Public Key Infrastructure
  • DV:Domain-Validated Certificate
  • OV:Organization-Validated Certificate
  • EV:Extended Validation Certificate
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